京都メカニズム

京都メカニズム(きょうとめかにずむ)とは、海外において実施した温室工がガスの削減量などを時刻における排出量削減の数値目標に換算することができるという柔軟性措置で、京都議定書において定められました。
京都メカニズムは大きく「共同実施」「クリーン開発メカニズム」「排出量取引」という三つのメカニズムから構成されています。

共同実施
共同実施とは、先進国の間で締結されるもので、先進国(投資元)が別の先進国において温室効果削減事業を行うことで、その削減量を投資元の国が削減したものとみなす基準のことを指します。

クリーン開発メカニズム
クリーン開発メカニズムとは、先進国が発展途上国に対して、省エネ機器の導入や技術供与などを通じて温室効果ガスの削減に貢献した場合、その度合いに応じて温室効果ガスの削減目標数値に参入できるというものです。

排出量取引
排出量取引とは、温室効果ガスを一定の単位において取引することにより、目標を達成できない国は目標を達成した国から排出量を購入することで、自国内で温室効果ガス(Co2等)の削減をしたとみなすことができる制度です。
排出量はクレジットとして取引所を通じて取引をすることができます。

温室効果ガスの削減目標-(温室効果ガス吸収活動による吸収量+温室効果ガスの削減量)=その国の持つクレジット

となります。クレジットがプラスの場合は排出量を購入する必要があり、マイナスの場合はその分のクレジットを売却することができます。

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