フードマイレージ
フードマイレージは、食料の輸送量と輸送距離を掛けた指標です。CO2排出量との違いと、地産地消だけでは判断できない理由を解説します。
意味
フードマイレージは、食料の輸送量(トン)に輸送距離(キロメートル)を掛け、t・kmで表す指標です。日本では輸入食料の国別・品目別の量と輸送距離を集計する形で紹介され、食料輸送の規模を直感的に捉え、地産地消を考える入口として使われてきました。
2026年時点の位置づけ
フードマイレージは距離と重量の指標であり、それ自体がCO2排出量ではありません。排出量へ換算するには、船舶、航空、鉄道、トラックなど輸送手段ごとの排出係数が必要です。食品の環境負荷には、生産方法、季節、冷蔵・冷凍、包装、調理、食品ロスも関係します。
誤解しやすい点
近い産地の食品が必ずライフサイクル全体で低排出とは限りません。遠距離でも船で大量輸送する場合と、近距離を小口の自動車で運ぶ場合では結果が変わります。フードマイレージは分かりやすい部分指標として使い、商品の総合的な環境優劣を単独で断定しないことが大切です。
一次情報・関連解説
確認日:2026年7月30日