電気代の計算方法|W・kWh・料金単価の使い方
家電の電気代は「消費電力×時間」で概算できますが、請求書には基本料金、段階・時間帯別単価、燃料費等調整、再エネ賦課金も含まれます。家電単体と月額請求の計算を分けましょう。
Cost Calculation
Wを1,000で割り、時間を掛けてkWhにする
定格消費電力は最大時の目安で、インバーター機器や温度制御機器は運転中に変化します。
家電単体の基本式
使用電力量(kWh)=消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)
概算電気代=使用電力量(kWh)×確認したい料金単価(円/kWh)
1,200Wのドライヤーを10分使うと0.2kWhです。仮に総合単価35円/kWhなら7円ですが、35円は説明用の仮定で、自宅の単価ではありません。
どの単価を使うか
| 目的 | 使う単価 | 注意 |
|---|---|---|
| 家電の追加使用 | 該当する電力量単価+調整+賦課金 | 基本料金は通常増えない |
| 月額請求の再現 | 料金表に沿って項目別 | 段階制を一律平均にしない |
| プラン比較 | 同じ12か月・時間帯別kWh | 特典終了後も計算 |
| 太陽光の自家消費 | 買わずに済む時間帯の単価 | 売電単価とは別 |
月額請求の計算順
- 契約容量から基本料金を確認
- 各段階・時間帯のkWhへ単価を掛ける
- 燃料費等調整単価×対象kWhを加減
- 再エネ賦課金単価×対象kWhを加える
- 割引、料金支援、税の扱いを料金表どおり反映
2026年度の変動項目
再エネ賦課金は4.18円/kWhです。低圧の2026年7月・9月使用分には3.5円/kWh、8月使用分には4.5円/kWhの支援があります。一時的な値引き後の請求額を平常時の将来予測に使わないでください。
定格Wと実測値が違う理由
冷蔵庫、エアコン、ヒートポンプ給湯器は負荷に応じて出力が変化します。年間消費電力量ラベルがある家電はラベルを優先します。コンセント型電力計は測定範囲内の100V機器だけに使い、エアコン、IH、200V機器へ接続しません。