オール電化でも電力会社を変更できる?料金プラン比較

オール電化住宅でも、供給エリアに対応する小売電気事業者・料金プランへ原則切り替えられます。ただし、使用量が多く時間帯差も大きいため、一般住宅より詳細な比較が必要です。

Electricity Plan

単価の安い一時間ではなく、12か月総額で比べる

基本料金、時間帯別単価、燃料費調整、割引、解約条件へ、自宅の30分値または月別使用量を当てます。

電気代見直しの手順へ

切り替えても変わらないこと

小売電気事業者を変更しても、地域の一般送配電事業者が同じ送配電網を使って電気を届けます。電気そのものの品質や停電の起きやすさが、契約する小売会社によって変わるわけではありません。小売会社の電力調達が不足しただけで、その会社の契約者だけが停電する仕組みでもありません。

スマートメーター未設置の場合は交換が必要になることがありますが、原則として個別の交換費用はかかりません。特殊な工事が必要な場合などは例外があるため、事前説明を確認します。

比較する7項目

項目見る場所オール電化での注意
基本・容量料金料金表、契約電力の算定方法IHと給湯の同時使用で契約容量が大きくなりやすい
時間帯別単価平日・休日、季節、時間区分エコキュートの沸き上げ時間と一致するか
燃料費などの調整計算方法、上限の有無見かけの従量単価だけでは総額を比べられない
再エネ賦課金請求内訳多くの契約で共通して使用量に応じ発生
割引・特典適用期間、終了後料金ポイントより年間支払額を優先
解約条件最低利用期間、違約金設備契約やセット契約も確認
再エネ・太陽光電源構成、非化石証書、売電契約電気の購入契約と余剰売電契約は分けて確認

自宅データで比較する方法

  1. 検針票や会員ページから、過去12か月の使用量・請求額・契約名を集めます。
  2. 取得できる場合は30分ごとの使用量を使い、昼間・夜間・休日へ分けます。
  3. 候補プランの最新単価表を使い、同じ期間・同じ使用量で再計算します。
  4. 燃料費調整など変動項目は、現在値だけでなく上振れした場合も試算します。
  5. 切替後にエコキュートの時計・沸き上げ時間を新しい時間区分へ合わせます。

比較サイトの試算は候補を絞る入口です。世帯人数の平均値ではなく、最終的には自宅実績と電力会社の公式約款・単価表を使って確認します。

切り替えが不利になりやすい例

  • 安い夜間単価だけを見て、昼間単価の上昇を計算していない
  • 現在の旧プランへ戻れない可能性を確認していない
  • 燃料費調整の算定方法や上限有無が異なるプランを、従量単価だけで比べる
  • キャンペーン初年度だけを見て、2年目以降を比較していない
  • 解約金、セットサービス、設備リースの条件を見落とす

申し込みから切り替えまで

候補の小売電気事業者へ申し込むと、通常は新しい事業者が現在の契約の切り替え手続きを進めます。必要な情報は、供給地点特定番号、現在の契約番号・名義などです。訪問販売や電話勧誘では、会社名、登録番号、料金根拠、契約期間、解約条件をその場で確認し、即決しないでください。

切り替え前の最終確認

  • 12か月分で現在契約と候補を同条件比較した
  • 燃料費調整・市場連動・上限の扱いを理解した
  • 現在プランへ戻れるかを旧電力会社へ確認した
  • エコキュートの沸き上げ時間を変更できる
  • 解約金と割引終了後の金額を書面で確認した

公的情報・確認先

2026年7月30日時点。料金・キャンペーン・解約条件は変わるため、契約時の重要事項説明書と最新約款を確認してください。

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