暖房の電気代を節約|エアコン・電気ヒーター・断熱
暖房費は機器のW数だけでなく、部屋全体を暖めるか人の周囲だけを暖めるか、何時間使うかで決まります。長時間の室内暖房と短時間の局所暖房を分けて選びます。
Heating Cost
部屋全体はヒートポンプ、短時間・局所は用途で選ぶ
エアコンは外気の熱をくみ上げるヒートポンプ式です。電気ストーブ、セラミックファンヒーター、オイルヒーターなどの電熱式は、同じ消費電力なら電気代は概ね同じで、熱の届け方や蓄熱性が違います。
機器の違い
| 機器 | 向く使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| エアコン | 居室全体を比較的長く暖める | 外気温、霜取り、断熱、能力で効率が変動 |
| 電気ストーブ | 人の近くを短時間暖める | 可燃物、衣類、カーテンとの距離を確保 |
| セラミックファンヒーター | 脱衣所などを使用前から短時間暖める | 水気、転倒、吸込口のほこりに注意 |
| こたつ・電気毛布 | 人を直接暖め、室温設定を補助 | 低温やけど、就寝中使用、コード損傷を確認 |
電気代の概算
1,200Wの電気ヒーターを1時間使うと1.2kWhです。実質単価35円/kWhの計算例なら42円/時間です。温度制御で通電が止まる機器や、消費電力が変動するエアコンは、表示Wを時間に掛けただけでは実測と一致しません。
先に断熱と使う範囲を見直す
- 窓の隙間、カーテン丈、床からの冷えを確認する
- 日中は日射を取り込み、日没後はカーテンを閉める
- 暖房する部屋と在室時間を整理し、ドアの開放を減らす
- エアコンのフィルターと室外機周辺を説明書どおりに確認する
- 温湿度計を使い、体調を優先して無理な低温設定をしない
安全上の注意
暖房器具の上で洗濯物を乾かさず、就寝時・外出時の扱いは取扱説明書に従います。古いコード、焦げ、異臭、異音、プラグの発熱があれば使用を中止します。延長コードやたこ足配線は定格を超えないようにします。
窓側の対策は窓断熱、エアコン運用はエアコンの電気代節約を参照してください。