テレビ・パソコンの電気代を減らす設定と使い分け

テレビは見ていない時間に消し、パソコンは作業を続ける必要がない離席中にスリープを使うと、つけっぱなしの時間を減らせます。画面の明るさと自動停止も見直し、使いやすさを保てる設定を選びましょう。

情報確認・更新日:。設定名や利用できる機能は機種・OSのバージョンによって異なります。

木の机に置かれたノートパソコンと、奥のテレビ・リモコン

使っている時間と、使わない時間で対策を選ぶ

画面が消えていても、本体が停止したとは限りません。テレビの待機、パソコンの画面オフ、スリープは別の状態です。まず、離席中に続けたい処理があるかを確認します。

表は横にスクロールできます。

場面別に見直す設定
場面テレビパソコン
使っているとき見やすい明るさへ調整。対応機種は明るさセンサー・省電力設定を試す読みやすい明るさへ調整。電源モードを変え、普段の作業速度も確認
少し離れるとき視聴をやめるならリモコンで消すファイルを保存し、処理が不要ならスリープ
その日の利用が終わったとき消し忘れを防ぐタイマーも活用作業を保存して終了。Windowsの対応機種では休止状態も選択肢
処理を続けたいとき録画など必要な機能の条件を説明書で確認バックアップ・転送・更新などの完了条件を確認し、本体の自動スリープを調整

テレビは明るさと消し忘れを見直す

  1. 普段見る部屋で明るさを調整する。暗くしすぎず、字幕や暗い映像が見える範囲で下げます。明るさセンサーがある機種は、部屋の明るさに合わせた自動調整も試せます。
  2. 省電力設定を試す。ソニーのブラビア向け案内では、明るさやパネルの動作を調整する設定を紹介しています。設定項目や画質への影響は製品の説明書で確認し、見づらくなる場合は戻します。
  3. 寝る前はスリープタイマーを使う。指定時間で電源を切る機能があれば、寝落ちによるつけっぱなしを防げます。無操作電源オフは操作がない時間で停止するため、長い番組を見ている途中に切れない設定時間を選びます。

リモコンで消したあとの待機電力や、録画・ネットワーク機能を残す条件は機種ごとに違います。コンセントを抜く前の確認は、待機電力を減らす方法と切る前の確認が役立ちます。

Windowsは画面オフとスリープを別々に設定する

  1. 「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」を開く。Windows 11の画面・スリープ関連の項目で、操作しないときに画面を消す時間と、本体をスリープにする時間を確認します。デスクトップなどでは「電源」と表示される場合があります。
  2. 電源接続時も確認する。バッテリー駆動時だけを短くしても、コンセントにつないだ離席中の設定は変わりません。選択肢が分かれている機種では両方を確認します。
  3. 電源モードと明るさを調整する。利用できる場合は省電力寄りの電源モードを選び、文字入力・動画再生など普段の作業に支障がないか試します。画面の明るさは「システム」→「ディスプレイ」から変更できます。

画面だけをオフにしても、アプリや本体が動き続ける場合があります。短い休憩で処理を続ける必要がなければ、保存してから「スタート」→「電源」→「スリープ」を選びます。ふたを閉じたときの動作は変更できるため、「閉じれば必ずスリープ」とは考えず設定を確認してください。

Macはロック画面とバッテリー・エネルギー設定を確認する

  1. 短い離席はアップルメニューの「スリープ」。作業を保存してから選びます。スリープ中も電力は使いますが、使用中より抑えられ、再開しやすい状態です。
  2. 「システム設定」→「ロック画面」で画面オフの時間を選ぶ。電源アダプタ接続時とバッテリー駆動時の項目がある機種では、それぞれ確認します。
  3. ノート型は「バッテリー」、デスクトップ型は「エネルギー」を確認する。「ディスプレイがオフのときに自動でスリープさせない」設定が有効だと、画面が消えても本体が動き続ける場合があります。共有サービスや処理を続ける必要と、離席中の電力を照らし合わせて選びます。

対応するMacノートブックでは低電力モードも選べます。画面の明るさと合わせて試し、使うアプリの動作を確認しましょう。表示されない機能を探し続ける必要はありません。

スリープ・休止状態・終了はどう使い分ける?

  • すぐ戻る休憩:スリープで作業を再開しやすくします。
  • WindowsノートPCを長く使わず、充電もできない:対応機種では休止状態を検討できます。Microsoftはスリープより消費電力が少ない一方、復帰にはより時間がかかると説明しています。すべてのPCで利用できる機能ではありません。
  • その日の作業を終える:保存してからOSのメニューでシャットダウン・システム終了を選びます。更新のための再起動が必要なら、その案内に従います。

バックアップやファイル転送を続けたい場合は、先に完了状況とアプリの動作条件を確認してください。電源ボタンの長押しやコンセントを抜く操作を、普段の終了方法の代わりに使わないようにします。

スリープと終了のどちらが少ない電力で済むかは、機種・復帰時の処理・離席時間で変わります。「何分を超えたら必ず終了」と一律に決めず、必要な作業と再開のしやすさから選ぶと続けやすくなります。

つけっぱなしを減らすと電気代はいくら変わる?

減る電力量(kWh)=使用中と停止・待機中の差(W)÷1,000×減らす時間×日数。電気代は、この電力量に自宅の電力量単価を掛けます。

次の表は、消費電力を下記の値、税込単価を30円/kWhと仮定した計算です。特定機種の仕様・実測値や現在の料金単価ではありません。テレビは待機分を残し、PC本体と外部モニターは別々に計算しています。

表は横にスクロールできます。右端に電気代があります。

使わない時間を減らした場合の月間差額
見直す場面仮定する電力の変化時間/日月の日数減る電力量電気代の差
テレビの消し忘れ使用100W→待機2W
差98W
0.5時間30日1.47kWh44.1円
PC本体を離席中にスリープ使用80W→スリープ5W
差75W
2時間20日3kWh90円
外部モニターを離席中に待機使用30W→待機1W
差29W
2時間20日1.16kWh34.8円

この条件でPC本体と外部モニターの両方を見直すと、月124.8円の差です。PC本体の測定値にモニターが含まれる場合は足しません。定格・最大Wを普段の消費電力として使わず、可能なら同じ作業・明るさ・充電条件で測った値を使います。

基本料金、契約変更、機器の購入費は上の差額に含みません。自宅の料金明細にある単価や調整額を確認し、電気代の計算方法で条件を合わせてください。設定変更だけで済む対策と、買い替え費用が必要な対策は分けて比較できます。

機種の設定を確認できる公式案内

以下の公式案内を2026年10月10日に確認しました。対応機種・OSと、手元の設定画面を照合してください。

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