燃料電池
燃料電池は、水素などの燃料と酸素の電気化学反応から電気を取り出す発電装置です。蓄電池との違いとCO2排出の考え方を解説します。
意味
燃料電池は、燃料極、空気極、電解質を通じた電気化学反応で、燃料の化学エネルギーを電気へ変換する装置です。水素を使う基本反応では電気、水、熱が生じます。燃料を外部から供給し続けて発電するため、内部に貯めた電気を放電・充電する蓄電池とは異なります。
2026年時点の位置づけ
固体高分子形(PEFC)や固体酸化物形(SOFC)など複数方式があり、家庭用コージェネレーション、業務・産業用発電、燃料電池自動車等に使われています。家庭用機では都市ガス等から水素を取り出す方式が一般的で、発電排熱を給湯に利用します。
誤解しやすい点
燃料電池だから常にCO2排出ゼロとは限りません。純水素を反応させるセルでは利用時にCO2を生じませんが、化石燃料の改質や水素製造ではCO2が出る場合があります。発電効率だけでなく、排熱の利用、燃料の製造・輸送、運転率まで含めて評価します。
一次情報・関連解説
確認日:2026年7月30日